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ゾイドとガトリング

エントリー№67  作品名:晴天の傘
製作者:RIO=K
作品名 晴天の傘
製作者 RIO=K
機体設定 第一次中央戦争末期、ゼネバス帝国軍に中央山脈を突破され自国領への侵攻を許したヘリック共和国軍は
ZAC2038年に起死回生のミーバロス上陸作戦を発動した。
『CIWSタートル』と呼ばれたそのゾイドは共和国の命運を賭けたミーバロス上陸艦隊を取り囲むように航行していたことが確認されている。

ZAC2031年にゼネバス帝国軍が実戦配備した『シンカー』は、配備から7年が経過し『プテラス』が配備された後も
共和国軍の海上戦力には脅威であり続けた。
特に潜行して接近し、一気に浮上して低空から発射される『シンカー』のミサイルを回避するのは困難で、
ミーバロス上陸作戦立案時にも『シンカー』の存在は共和国軍作戦部の頭痛の種であった。
このミサイルから艦隊を守るべく開発されたのが『CIWSタートル』である。

海亀型ゾイドをベースに、陸亀である『カノントータス』のコンポーネントを流用し開発期間の短縮を図っている。
ただし『カノントータス』の象徴たる背部の大口径カノン砲は取り外され、同じ位置に収納式の6砲身の30mmガトリング砲が搭載された。
毎分4000発が発射可能なこの砲によって飛来するミサイルを探知・迎撃することとされた。
また、『シンカー』の波状攻撃に対応するため大容量の弾倉が胴体内に設置され、胴体中央にあったゾイドコアは首のすぐ後ろに移設されている。
胴体側面のハッチ内には爆雷を搭載する計画だったが、水中速力に優れる『シンカー』には無力として搭載されていない。

ミーバロス上陸作戦では艦隊外縁に『バリゲーター』によるピケットラインを形成。
その内側にCIWSタートルが配置され、ピケットラインを超えて発射されたミサイルを迎撃することになっていた。
幸いにも作戦時には敵の迎撃機は出現せず、艦隊は無事ミーバロスの上陸に成功することができた。
その後は陸戦が展開されたが、陸上での機動性が皆無な『CIWSタートル』は陸上での戦闘には参加せず、沿岸警備に従事した。
『カノントータス』譲りの重装甲を誇る『CIWSタートル』ではあったが沿岸警備ではその装甲は過剰装備で、
逆に火力はガトリング砲の他はこれも『カノントータス』から流用された対空砲しか持たないため、能力的には物足りないという評価であった。

翌年、共和国軍はゼネバス帝国首都を攻略。
『CIWSタートル』は大きな戦いを経験しないまま終戦を迎えることになった。
そして二年後のZAC2041年、バレシア基地に帝国軍が上陸。
当基地の沿岸警備に当たっていた『CIWSタートル』は帝国軍の新型ゾイド『ウオディック』に全く対抗することができず全滅した。
その後も同機の運用は続けられたが新規に造られることもなく次第にその数を減らし、ZAC2045年のフロレシオ海戦を最後に戦史から姿を消している。
 使用キット HMMカノントータス
 製作コメント すいません、ライガーゼロに続きまた駄作機です(笑)
当初はカノントータスのカノンをガトリングに挿げ替えるだけのつもりでしたが、海亀にしようと思い立ったのが運のつき。
甲羅の上はプラ板の塊になりました。
海亀っぽく甲羅の後ろを尖り気味にしているのがポイントです。

脚のヒレはコトブキヤのエクシードバインダーを中心にMSGで製作。
背中のガトリングのカバーもエクシードバインダーですね。
塗装はイージス艦のグレー+共和国軍ブルーのイメージであっさりと。
カノントータスは好きなゾイドなので、楽しく作れました。
ZOIDS AWAKES presents GATLING WAR