TOP ギャラリー/GALLERY  Q&A 特集:飛行ゾイド
 これまでのゾイドコンペ

エントリー№73 Nyx
製作者:柊にう
 
 
作品名 Nyx
製作者 柊にう
設定 機体名:Nyx(ニュクス)
飛竜型
全長/ 52m
全高/ 23mm
重量/418t
最高速度/ マッハ4.5

武装:
大型ビームランチャー×2
戦術ゾイド核反応ミサイル×2
重力砲×2
8連装ミサイル
5連装対空ミサイル×2
大型ストライクレーザークロー×2
チタンクロー×2
磁気振動システム
プラズマ推進加速器

 Nyxはガイロス帝国の皇帝ガイロスが成層圏に打ち上げた超大型衛星ゾイドである。
機体名のNyxはガイロス帝国の母なる大地である暗黒大陸の名称と同じく、惑星地球の夜の神に由来している。
 本機は旧大戦末期にガイロス帝国がロールアウトしたギル・ベイダーの野生体をベースに、より滞空性能を発展させたワイバーン型のゾイドであり、搭載された磁気振動システムとプラズマ推進航法により音もなく半永久的に惑星Ziの成層圏を飛翔する。
 旧大戦時に打ち上げられた当時の最終防衛システムであるが、グランド・カタストロフによる不慮の事故によりシステムが制御不能に陥り、戦争終結後も高度の低下は見られない。現在はNyxのゾイド核本体は仮死状態となっており、それに直結する大元のコンバットシステムも停止状態であるが、独立した自動防衛システムは今でも起動しており、接近するものはたとえガイロス帝国軍であっても迎撃される。そのため、戦争終結後も回収が困難になっており、現在も成層圏を仮死状態のまま飛行し続けている。また、飛行しつづける軌道は一定で、惑星Ziと太陽を直線で結んだ際の太陽の真裏に位置する場所を飛行し続ける。そのため、Nyxが飛行するエリアは、惑星Ziの地表では夜に該当している。
 ロールアウト当時、すでに埋蔵量が減少していたディオハリコンが豊富に投入されており、機体は暗闇で緑色に発光する。また、ロールアウト直後は装甲にディオハリコンを蒸着させたアイスメタル装甲が用いられており全身が銀色に輝いていたが、長年、成層圏の極寒の外気温に晒されたことやグランドカタストロフの磁気異常により、ディオハリコンとゾイドの表皮が異常反応を起こし一体化、オーロラ状の色合いに変化してしまっている。
 ガイロス帝国軍内部でも、旧大戦時に皇帝に近い極限られた者しか知らないため、ガイロス初代皇帝が死去した現在では「ガイロスの忘れ形見」と云われている
使用キット ギルドラゴン、セイスモサウルス、MAハシュマル、HMMダークホーン・ハリー仕様、HMMアイアンコングPK、ダークスパイナー、ジェノザウラー、HMMバーサークフューラーetc
コメント  成層圏を永久に飛行しつづける亡霊のような怪鳥的なゾイドを目指してみました。
個人的にドラゴンは高貴で知力が高く人や神に近い存在で、反対にワイバーンは獰猛で姿勢が低く、より獣に近いイメージだったので、そのイメージを全面にだして不気味なワイバーン型を制作しました。また、ゾイド界のワイバーン型であるギルベイダーは、どちらかというと四肢と翼が別のドラゴン型なので、よりワイバーンに近づけようと降着姿勢では翼を折りたたんで体重を前足にかけるように、後ろ足はできるだけ華奢になるように心がけました。
 設定的なイメージは「戦闘妖精雪風」に出てくる大型空中空母のバンシーから、カラーリングや存在感は「さよなら銀河鉄道999」に登場する、生きた人から魂を抜きとり機械化人の食料にする工場へ犠牲者を運ぶ幽霊列車から着想を得ています。
 今回は超偏光塗料であるマジョッコを使用したので、光の当たり方や見る角度によって本体色が緑から銀色に変化します。また、マジョッコの効果を最大限引き出すために、なるべく曲面の装甲を多くし、鏡面仕上げにし、デカールも必要最低限の控えめで作っています。反対に、フレーム部分などはつや消しのシルバーなどにしておりメリハリのある光沢感を出せたかなと思います。
ZOIDS AWAKES presents Heavenly Wing