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 これまでのゾイドコンペ

エントリー№22 晴れた空にその鳥は飛ばない
製作者:RIO=K
 
 
作品名 晴れた空にその鳥は飛ばない
製作者 RIO=K
機体設定 「どしゃぶり、繰り返す、どしゃぶり」

その鳥が飛ぶ時、いつも激しい雨が降った。
鉄の雨と共に破壊をもたらす死の鳥『デスバード』。
中央大陸戦争末期にゼネバス帝国が開発した重爆撃機を
ガイロス帝国宰相プロイツェンが蘇らせた。

折りしも西方大陸戦役で勝利を収めた共和国軍が
その勢いに乗って帝国領内を進攻を続けており
『デスバード』には苦しい戦況の打開が期待された。
が、『デスバード』は不可解な命令で辺境の基地に配備され、
首都陥落の危機にも出撃することなく
それどころか首都崩壊の混乱のさなかに忽然と姿を消した。

『デスバード』がその姿を現したのは中央大陸であった。
ヴォルフ・ムーロア率いる鉄竜騎兵団の支援こそ
『デスバード』建造の本来の目的だったのだ。

有力な航空戦力が残っていない中央大陸の共和国軍にとって
『デスバード』はかつてと同様無敵の重爆であり、
その支援の下、中央大陸は瞬く間に制圧された。

以降のゲリラ戦はブロックスゾイドが対応し、
『デスバード』が投入されることは無かった。
クック要塞を失った共和国軍は中央大陸から駆逐され
今、中央大陸の空は晴れ渡っている。

だが、その空を大きな戦雲が覆う時、
死の鳥はまた空に舞い戻ることだろう。

時にZAC2107年
東から嵐の気配が近付いていた。
使用キット トミー デスザウラー(新世紀版)
レベル 1/72 B-1B
製作コメント 天空コンペと第7回ZAODを目的として製作しました。
相変わらず長い設定が付いてますが、
新世紀版のデスザウラーを使ってる言い訳です(笑)

動力を抜いて自作のフレーム(前後に長い機体を二本足で
支えるためにラジコンのギアを組み込んでる)を製作し、
そこにレベル社の1/72 B-1Bの翼や尾翼を流用して
『デスバード』のシルエットを作っています。

製作時のポイントとしてはお腹の爆弾倉の再現で
きちんと1000ポンド誘導爆弾を24発仕込んでいます。
各部のディテールも変更して飛行ゾイドっぽく仕上げています。

とにかくデカいので飛行時はディスプレイアームで
保持しています。
ZOIDS AWAKES presents Heavenly Wing