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 これまでのゾイドコンペ

エントリー№29 TZ-02 グレイス・プロ―スパー(GPワイバーン)
製作者:サーデェンス
 
 
作品名 TZ-02 グレイス・プロ―スパー(GPワイバーン)
製作者 サーデェンス
設定 全高   :8.8m
全幅   :15.3m
重量   :38.0t(50.0t)
最高速度:マッハ0.6

兵装:
 8連装マルチプルランチャー×2(前足)
 大型多目的ミサイルコンテナ×2(腰部)
 極収束レーザー砲×6(脚部4、尾2)

補助兵装:
 レーダーアンテナ×4(頭部)
 逆進用電磁推進器×1(胴体)
 電磁推進器×2(尾)
 チャフ・スモークコンテナ×4(尾)
 滞空安定用マグネッサーブレード×8(後足)
 滞空安定用大型マグネッサーブレード×2(腰部)
 射撃管制パック(レーダー・FCS)×2(翼)


機体データ:
 西方大陸都市国家連合(ウェシナ)が運用するプテラスの後継機として同連合が開発した航空ゾイド。

 本機の前級となるプテラスは北エウロペ大陸各所で接収した生産ラインを転用する形での運用を続けていた機体であったが、初期生産型のロールアウトから既に90年近くを経過していた事から陳腐化が著しく、各運用部隊は各機能を拡張した新型ゾイドを熱望していた。


 ZAC2118年。ゼニス計画は道すがらであったものの、ウェストウルフの生産・整備体制が整った事で陸軍の再編計画に目途が立ったウェシナ軍部は他の方面の再編計画に着手。

 同年に次期艦載航空ゾイドの開発計画を発し、以下の要求が国内のメーカーに掲示された。

1、プテラスと同程度のVTOL能力を有する事。
2、クラスAAA弾頭運用仕様の誘導爆弾を2発搭載可能な事。
3、6000km(可能であれば9000km)以上の航続距離を有する事。
4、GTラプターもしくはプテラスとの部品共有率を40%以上持たせる事。

 航空ゾイド開発の土壌が無いウェシナのメーカーにとってこの要求は無謀とも言えるモノであったが、ゼニス・ラプターの機体設計を行ったリゾルブ公社はウェシナ国内で運用されているプテラスの運用状態を徹底的に調査し、ウェシナ軍のプテラスが航空火力支援と対潜哨戒にのみ使用されていた事から要求外の能力を大きく減ずる事で対応を模索する。


 結果、同社が提出した試作機は高々度上昇能力、超音速能力、空対空戦闘能力の除外によって、このクラスのゾイドとしては破格の搭載量を獲得する事となった。

 これは従来の攻撃・爆撃用航空ゾイド(サラマンダーやバスターイーグル等)であっても、ある程度以上の自衛戦闘能力を有するという慣例をを打ち破った形となり、直接戦闘ではミサイルも持たない無い前級(プテラス)にも劣ると言う後発機が生まれる事を意味していた。


 その直接戦闘能力の低さの最たる例として、上昇速度が極めて遅く巡航速度も低速である事からストームソーダーでは護衛する事も出来ない(GPワイバーンの巡航速度がストームソーダーの失速速度以下である為)という珍事を引き起こし、演習ではペガサロスにすら撃墜されると言う記録を残している。


 そんな空戦能力の低さとは裏腹に、惑星Zi随一とさえ豪語する低速・低空での飛行安定性能は如何なる磁気嵐の最中でも正確な着艦・離陸を行う事が可能となっており、その絶大な積載量と長大な航続距離は対空能力に制限を受ける潜水型ゾイドから見れば逃げ場のない悪夢と化し、非常に強力な対潜哨戒機としてウェシナの海に君臨している。

製作者より 本人製初の空戦用(以前の07は飛べる陸戦機)改造ゾイドとして開発し、翼等は頑張りましたが――やはり、本人は陸戦機が性に合っているようです。
 各種可動の鬼となっていますが、元が小型である為に強度の問題が……。
 あと、上記写真の着陸状態ならば見れますが、飛行形態になると……。
(そんな訳で、4年ぐらい写真も撮られずに放置されていましたが、大空コンペによって正式化です)


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ZOIDS AWAKES presents Heavenly Wing