エントリー№24 EMTZ-18 スライサー(エイ型) |
製作者:03倉庫 |
作品名 | EMTZ-18 スライサー(エイ型) |
製作者 | 03倉庫 |
機体設定 | 大戦初期の帝国海軍エイ型初等訓練機。実戦機よりも低速で飛び、潜水深度もごく浅い。前後の操縦席に教官と訓練兵が乗る。もともと固定武装はないが、皇帝の命令で武装用ハードポイントが翼下に増設された。 「プロペラに巻き込まれると薄切りにされる」という噂話から「スライサー」という俗称がついた。 パイロット養成課程の改定でこの機種は早々に廃止され、残った機体も帝都攻防戦に駆り出されて全滅した。なお、暗黒軍にこのような機種があるかは不明である。 |
製作コンセプト | ・航空機械獣の飛翔可能な模型を、容易に入手できる素材かつ素朴な製法で作ること。 ・構造上の制約が多いので、雰囲気が出れば良しとする。 ・この作品は個人的空想の産物であり、公式設定ではない。 |
模型解説 | 飛行型がテーマなので、模型コンペでは異端かもしれませんが、実際に模型を飛ばすことを考えました。 私の個人的都合でゴム動力を採用。(ただし、最近はゴム動力飛行機を扱う実店舗は意外と少ないような印象があり、これを「容易に入手できる」と言えるのか疑問です。) 垂直上昇だけの予定でしたが、むしろ水平方向の滑空に向いていると考えて予定変更。その名残で主翼の断面形は翼型でなく平板のままに。空気抵抗低減を図り進行方向に対し垂直な板は省略、足りないディティールは筆で描き足し、国籍マークは意図的に公式と異なる形状にしました。 単身で撮影と飛行を行うという制約から、飛行の撮影は非常に難航しましたが、なんとか梅雨前にできました。 5枚の必須写真には写っていませんが、飛行時に重心調整のため機首部分に重りを追加しています。(安定性が極端に悪いため調整に苦労しました) |
使用材料 | ゴム動力模型飛行機のキット、スチレンボード、ヒノキ材、発泡スチロール用接着剤、アクリル水性塗料、おもり、など |