エントリー№44 磁気乱流対応型航空機械獣計画 |
製作者:03倉庫 |
作品名 | 磁気乱流対応型航空機械獣計画 |
製作者 | 03倉庫 |
製作コンセプト | ・「もしもドローンと戦闘機械獣が融合した玩具があったら」という空想を有形化する。 ・技術的制約や予算的制約が多いので「ギミックとしての飛行」は断念し、「飛びそうな戦闘機械獣の雰囲気」が出れば良しとする。 ・共和国側をイメージさせる形。 ・この作品は個人的空想の産物であり、公式設定ではない。 |
空想ストーリー | 惑星大異変により、各陣営の航空戦力は大幅に弱体化していた。特に磁気嵐は航空機械獣の飛行に深刻な悪影響を及ぼし、共和国軍では磁気嵐の中でも運用可能な航空機械獣の開発計画がスタートした。 大異変前に暗黒軍のジャイロクラフターを搭載したトラ型戦闘機械獣があったことは知られていたが、陸戦用ではなく初めから空戦専用に設計された機体にジャイロクラフターを備え付ければ、大異変前の機材を復帰できるため機種転換訓練も短縮できるとされ、新規開発よりも低コストで素早く配備できるのではないかと考えた航空メーカーが現れた。 その航空メーカーは宣伝として、民生用の機械獣を改造したものをコンセプトモデルとして披露した。この機体はその際に展示された、いわば原寸大模型であり、軍の正規品である航空機械獣とは細部の形状が異なる。 災害復興予算が必要な時期だったので、空軍の再建が少額の予算で済むとされるこの案は国内外から大いに注目されたが、予算見積や得られる性能など、研究が進むと当初のメーカーの説明と食い違う部分が次々と発覚、結局はキャンセルされて開発計画は振り出しに戻るのであった。 |
模型製作解説 | ※この模型は飛びません。 マルチコプター(ドローン)と合体した飛行可能な作例を見たかったのですが、製作当時は見つけられませんでした。そこで「無いなら作ろう」と思ったものの壁があり(予算不足、航空力学的技術の欠乏、応募〆切、等々)、実際に飛ばすことは断念。とりあえず構想を例示することを目標にしました。(※もう私はこれから実際にドローンを改造するつもりはありません。) まずマルチコプターの模型をつくり、そこに手足などのパーツを付け足して造形しました。紙飛行機からの連想で素材はケント紙にしました。塗装は黒立ち上げ法で、新世紀以降の共和国的な配色を念頭に、装甲部は銀色、内部機関類は黒にしました。(ストーリーはこの作品が出来てから思い浮かびました。) もしも実際にドローンを改造するなら発泡スチロールやプラ板(真空成形)を使用すると軽量で良いかもしれません。 ※ドローンはルールとマナーを守って安全に使いましょう。 |
使用キット | フルスクラッチビルド 使用材料: ケント紙、針金、つまようじ、アクリル水性塗料、など |