エントリー№45 クワッドラー(暗黒軍ドラゴン型) |
製作者:03倉庫 |
作品名 | クワッドラー(暗黒軍ドラゴン型) |
製作者 | 03倉庫 |
製作コンセプト | 「もしもドローンと戦闘機械獣が融合した玩具があったら」という空想を有形化する。 ・技術的制約や予算的制約が多いので「ギミックとしての飛行」は断念し、「飛びそうな戦闘機械獣の雰囲気」が出れば良しとする。 ・帝国側をイメージさせる形。 ・この作品は個人的空想の産物であり、公式設定ではない。 |
空想ストーリー | 航空機械獣が機能不全になった惑星大異変期、暗黒軍は磁気異常に対応可能な航空戦闘機械獣を模索した。そこに、航空機械獣の磁気翼を回転翼に換装する案を提示した設計局があった。 この機体は皇帝へのプレゼンテーション用の原寸大模型で、量産性のアピールとして当時の一般的機種をモデルとし、いずれは概念実証機を作る予定だった。 しかし皇帝に「共和国で似たような計画が始まった」との情報が入った。構造が似たのは偶然で、むしろ共和国より先に航行戦力を再建する好機だったが、設計局責任者は中央大陸出身であることが皇帝の猜疑心に拍車をかけた。(それに便乗して、この設計局を嫌う旧来勢力が皇帝の猜疑心をさらに煽っていた。)そして設計局関係者は機密漏洩の容疑を掛けられて粛清され、開発続行は不能になった。 設計局責任者がこの原寸大模型を、わざわざ暗黒軍カラーにしたのはこのような時代背景があったからである。 |
模型製作解説 | ※この模型は飛びません。 マルチコプター(ドローン)と合体した飛行可能な作例を見たかったのですが、製作当時は見つけられませんでした。そこで「無いなら作ろう」と思ったものの壁があり(予算不足、航空力学的技術の欠乏、応募〆切、等々)、実際に飛ばすことは断念。とりあえず構想を例示することを目標にしました。(※もう私はこれから実際にドローンを改造するつもりはありません。) まずマルチコプターの模型をつくり、そこに手足などのパーツを付け足して造形しました。紙飛行機からの連想で素材はケント紙にしました。塗装は黒立ち上げ法を行うため真っ黒に塗ったらそれがカッコ良かったので、暗黒軍的な配色で筆塗りにしました。(ストーリーはこの作品ができてから思い浮かびました。) もしも実際にドローンを改造するなら発泡スチロールやプラ板(真空成形)を使用すると軽量で良いかもしれません。 ※ドローンはルールとマナーを守って安全に使いましょう。 |
使用キット | フルスクラッチビルド 使用材料: ケント紙、針金、つまようじ、アクリル水性塗料、など |