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エントリー№27  作品名:名機は甦らず
製作者:RIO=K
作品名 名機は甦らず
製作者 RIO=K
使用キット HMMライガー・ゼロ素体、HMMイェーガーユニット、トミー セイバータイガー(武器のみ)
製作コメント 帝国のライオン型と言われたらライジャーしか出てこない俺おっさん。
いやぁ、イクスは格好良いですよね。
なのでライガー・ゼロをライジャーっぽくしたら格好良くなるかと思ったら、やっぱり格好悪かったです(笑)
CASはイェーガーを芯にプラ板とエポパテででっち上げました。
外装はシンプルにして高速機っぽさを狙ったのですがディティール無さ過ぎですね。
しかも銀地に青文字デカールは全然見えないし(泣)
人生初ライガーでしたが楽しく作れました。
機体設定 ゼネバス帝国軍初のライオン型ゾイドであり最後のゾイドでもある『EHI-09ライジャー』
圧倒的な高性能を誇りながらも活躍の場を与えられなかった機体である。

時は流れ、ガイロス帝国でライオン型野性体を基にした『ライガー・ゼロ』開発計画が開始された時
『ライジャー』を開発したオルドヴァイン博士が同機のコンセプトを継承したCASを設計したことは不思議なことではないだろう。

脚部に素体の筋力を増幅するエクステンションユニットを装備し、機体外装の空気抵抗を極限まで抑えることによって
ブースター使用の高速機に比べてより柔軟性の高い高速戦闘を可能としていた。
『E-09』とナンバリングされたこのCASは、後の共和国製CAS『イェーガー』に迫る最高時速320km/hを記録し
機動性では上回っていたとさえ言われている。
その高性能に満足したかのように高齢のオルドヴァイン博士は静かに息を引き取った。

しかしその高速性能と引き換えに『E-09』の火力は『セイバータイガー』以下な上に拡張性にも乏しく、
素体の個体差によりエクステンションユニットの性能にバラつきが出ることも判明してしまった。
低火力で量産性の低い機体では戦力としての整備は困難で、
性能試験は続けられていたものの制式採用は難しい状況となっていた。

そんな折、ニクシー基地での戦闘において『ライガー・ゼロ』が共和国軍に奪われる事態が発生し
『E-09』のデータもその際に流出してしまった。
余談ながら『イェーガー』の開発にはこのデータが一部使用されているとされている。

また、同時期に他のチームが開発を進めていたエレクトロンドライバー装備のCAS『E-10』が完成し
火力と機動性の両立の目処が立ったことで、『E-09』の不採用が決定した。
『E-10』は『X(イクス)』として正式採用され、『E-09』実験機は数機を残して
『X(イクス)』へと換装され実戦配備となった。

帝国宰相プロイツェンの反乱の際、首都防衛隊に配備されていた『E-09』が
PK師団所属の『X(イクス)』と交戦し、その機動性によって善戦したものの
全機破壊されたと記録されている。
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